快眠に導くための生活ポイント
就寝2−3時間前までに食事を済ませましょう。また同じく就寝の2時間ぐらい前までに軽い運動(ウォーキングが効果的)をしておくとさらに快眠できる可能性が高まります。
逆に睡眠直前の飲食、運動は避けましょう。
睡眠直前の飲食は睡眠中に消化器官が活発になり快眠が妨げられてしまいます。また、睡眠前の飲酒もおすすめできません。
人は就寝が始まったのち、まず深いノンレム睡眠にはいります。お酒を飲んでしまうと寝つきはいいかもしれませんが眠が浅くなってしまい熟睡ができないうえに、アルコールを分解するために肝臓が活発になるため睡眠を妨げてしまいます。
眠る前はどれだけ脳がリラックスできているかというのも重要な要素になります。
その代表が入浴です。睡眠において体温が下がるタイミングが最も寝つきがよくなります。入浴によって体温が上がった体を、入浴後徐々に体温を下げようとする体の仕組みを使って睡眠に導きます。
また、睡眠前は悩み事などを持ち込まないことがポイントです。
その他、休日寝だめはしないこと!
休日に寝だめをする人ほど「不眠」「抑うつ」を訴える割合多いそうです。脳には生活(睡眠)のリズムが大切。寝だめをするのであれば1?2時間程度に抑えてください。むしろ、眠くても休日は早く起きる方が脳や体にとっても健康的です。
快眠を得るための環境と寝具のポイント
適度に暗く静かに、適度に暖かく(夏は256ど、冬は15−8度湿度50%)、寝具の肌触りがよい。(母親の胎内のよう)
寝具は快適な温度と湿度を維持することができるもの、自然でストレスのない寝姿勢を維持することができることなど、とにかくその人にとって気持ちのいいものがよいです。
また睡眠によいアロマオイルを利用するのも効果的です。
【睡眠によいアロマオイルの一例】
ラベンダー、カモミール、オレンジスィート、グレープフルーツ、ティートゥリー、ベルガモットなど、ご自身の好みの香りを探してみてください。
これをティッシュペーパーに数的垂らして枕元においてみたり、お湯をいれたコップに数的垂らして寝室に置くなど、安全な方法でお試しください。