昼休みの仮眠で午後の作業効率アップ!
昼食後眠気に襲われる人は多いと思います。
できる環境であれば少しでも目を閉じて仮眠をとれれば脳はリフレッシュできて集中力・判断力アップ、作業効率がアップするなど期待できます。
文部科学省「快適な睡眠の確保に関する総合研究班」による「午後の作業能率が最も向上する正しい昼寝の方法」の実験の結果、最も目覚めがよかったのはコーヒーを飲んでから昼寝をし、めざめてから通常より明るい照明を浴びたケースで、さらに生活習慣としてこの短時間仮眠を組み込むことによって日中の眠気や疲労感を軽減させ、作業成績の改善維持にとどまらず、夕方の活動水準を上昇させ、さらには夜の睡眠効果を高めることも解明されています。
ちなみに私は午前中に思いっきり頭を使う作業をしたのち、昼食をとった後はソファで本を読みながらまどろみ、30分ぐらい目を閉じたあと再び作業に戻ります。特に妊娠中は夜の睡眠が浅く、昼間に急激に眠気が襲ってくるので1時間ぐらい仮眠をとることもありました。
仮眠のポイントとしては、机の上でうつ伏せになるか、椅子やソファーでもたれるかなど。重要なのは「気持ち良い姿勢で眠らないこと」です。あくまでも仮眠の目的は脳を休ませることで、ここで体が気持ちよい姿勢だと体も同時に体も休みモードになってしまいます。体も眠りの体制に入ってしまうと起床が困難になり、疲労感が増してしまいます。
また、上記の文部科学省の実験結果にもあったように仮眠をとる30分前にコーヒー、紅茶、玉露など、カフェインをとっておくと気持ちよく目覚めることができます。カフェインは体に摂取してから30分後ぐらいに効果が出てくるため、仮眠をとって30分後気持ちよく目覚めることができるのです。
名だたる偉人も仮眠習慣があった!
ナポレオン(フランス革命)、トーマスエジソン(発明家)、サルバドールダリ(シュールレアリスムの天才画家)、ウィンストンチャーチル(イギリス政治家)、湯川秀樹(日本人初のノーベル賞受賞者、理論物理学者)は仮眠のスタイルは異なるものの、仮眠習慣があったといいます。