なぜ一流の人は朝型人間が多いのか
昨今は様々な仕事、色々なライフスタイルがあるためになかなか実現が難しい人がいるかと思いますが、「朝型人間」になる睡眠スタイルのほうが、圧倒的に脳の活動レベルが高いうえ、夜はスムーズに入眠でき、毎朝すっきり目覚めることができます。
朝型人間は性格なども積極性があり、ハイパフォーマンスな質の高い行動ができます。また著名な経営者の方々は早起きの方が圧倒的に多いです。
「夜型人間」に傾いている人はできることなら以下のポイントを踏まえて「朝型人間」になってください。
- どんなに睡眠時間が短い日でも、朝は決まった時間に起きる(これが徐々に朝型人間の体質に近づいていきます)
- 朝起きたら太陽の光をしっかり浴びる(雨の日、曇りの日でもOK、電気の照度よりも高いのがポイント)
朝ごはんをしっかり食べる(ご飯食がおすすめ。また、牛乳やバナナなどに含まれる「トリプファン」の成分が含まれているものを摂ると効果的。その夜ぐっすり眠れる効果が期待できます)- 起床後はストレスを感じないレベルの運動、好きな音楽を聴くなどリラックス(朝散歩するなど、いいかもしれません。)
朝の行動はなるべるルーティン作業化して脳が余計なエネルギーを使わないようにすることで、朝の学習や作業の脳内の活動レベルが高いものとなります。
これは脳内を「いつものスタイル」モードにすることで、次の作業を集中した状態かつ確実に進めることができるのです。
たとえば力士が取組前に同じ動作をしたり、イチロー選手が打席に立った時同じポーズで構える行動などは脳をいつもの状態にもっていっているからだといわれます。
「3 朝ごはんをしっかり食べる 」に関しての補足。
朝ごはんをしっかり食べないと、頭が働かない、ぼーっとするなど、教えらてきたり、書籍などで読まれたことがあるかもしれません。
成長過程の子供はしっかり朝ごはんをとったほうがよいでしょう。
しかし我々大人は少し食事を抜くぐらいが胃腸を休ませ、ちょっとした断食状態にしたほうが、かえって体の調子がよくなることも報告されています。
また朝は体が排泄モードになるのに、かえって食事を沢山とってしまうと排泄機能が低下してしまい便秘の原因になったりするとも言われています。(マクロビアンは朝は排泄の時間という理由で朝食をとらない方が多い)
ちなみに朝食はフルーツなど酵素が入ったものを体内に取り入れると排泄が促進されます。
前日の夕食を7時に終わらせ、翌朝11時ごろに朝食をとれば16時間胃腸を休ませてあげられることになります。プチ断食としてこのような食事の取り入れ方も人によってはよい場合もあります。