純和食で、記憶力をあげよう
豆腐、みそ、納豆にある栄養素「レシチン」が神経伝達物質をつくり、記憶力アップに効果的。
豆類には記憶力を高める効果がある「レシチン」という成分が含まれています。
これは体内で吸収されると分解されて「コリン」になり、脳内にはいると「アセチルコリン」といわれる神経伝達物質のもとになります。
何かを覚えよう!と思ったときに「アセチルコリン」が神経回路の橋渡しをするという仕組で、老年認知症はこの「アセチルコリン」の減少が深くかかわっているとも言われています。
豆類の中でも「レシチン」が最も多く含まれているのは「大豆」です。
大豆の加工製品の中でも「みそ」が最も多いです。また気軽に取れる「納豆」もおすすめ。納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は血液の粘度を下げる効果もあり、血液をサラサラにしてくれます。
ただ、大豆レシチンをはじめ植物性のレシチンはなかなか脳に届きにくく、主に肝臓機能の維持改善に力を発揮します。
一番脳にレシチンを運んでくれるのは「卵黄レシチン」になります。
レシチンの詳しい解説はこちらをご覧ください。
おすすめの食べ方
- 味噌汁、ひじきと大豆の煮物、納豆ごはんなど、普段の和食で十分摂取可能
- 和食が苦手な方でも大豆レシピはバリエーションが豊富!
- 参考調理例
→和食にするだけで、十分大豆の栄養価を摂取できます。食卓にご飯に納豆、味噌汁があれば十分!
→大豆の水煮をトマトソースやカレーに入れても美味しいし、甘唐揚げや胡桃を添えて味噌、醤油、砂糖で味付けして炒ればおやつにも!
大豆を甘唐揚げにすると子供はよく食べます。また大豆と一緒に胡桃をあえて味噌で味付けて揚げても美味しい。
インターネットでレシピなど検索してみてください。